住宅ローンシミュレーションの落とし穴

住まいとお金の相談センター生活工房Lifeの高橋です。

この2カ月はとても多くの方に住宅購入についてのご相談をいただいております。

そこで、相談者の家計状況について共通する事が多かったのでシェアしたいと思います。

毎月の収支は赤字になってしまうけど、毎年の収支は黒字になる。

こういった家計状況の方々が立て続けにご相談に来られました。

実はこういった家計状況の方は少なくありません。

この方々の共通点は、

『ボーナスありきの家計になっている』

という事です。

確かに1年で見ると黒字なので、この予算での住宅購入なら問題ありません

と言いたいのですが・・・

1年のうち8カ月以上は赤字なのです。

ボーナスは絶対的なものではない!

まずボーナスですが、これは会社の業績に

左右しますよね。

良い時は支給されるし、そうでない時は一部支給、または全額カットだってあり得ます。

つまりボーナスは絶対的ではなく、不確定収入と捉えた方が良さそうです。

また、これから住宅ローンの支払いを遅れる事なく続けないといけませんし、お子さんの教育費も上がっていくでしょう。

そんな状況が予想できる中で1年のうち8ヶ月はお金に不安な状態になっている…

これは精神衛生上、決して良いものではありません。

せっかく家を買ったのに、楽しくもなんともありません。

毎日毎日不安だと、家族の関係も良好なものではなくなります。

もし、あなたが同じ状況なら不安な生活に30年以上も絶えれますか?

基本は毎月の収支で考える

ボーナスは会社の景気、もっというと日本の景気に左右されます。

今よりも景気が悪くならない保証はどこにもありません。

そんな中でボーナスを当てにした家計の考え方は要注意です。

今が良いから大丈夫ではなく、10年後、20年後の家計をしっかりと見据えた家づくりをする事が重要です。

あなたがこれから家づくりを考えていてボーナスありきの家計で良しと捉えていたら、家づくりをする前に、多少声を荒げててでも、今後の事をじっくり話し合って下さい。

あの時話し合って良かった!

こう思える日常が、近い将来に訪れます。

高橋 徹
住まいとお金の相談センター生活工房Life代表。大手スーパーで玩具売り場の店員として働いていた中で、身内の相続問題に触れ、お金の相談ができる場所を作る為に独立した。

自身の家づくりで大失敗のする寸前で回避。以後はその知識と経験を活かし、住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、顧客目線で不安を抱えることのない家づくりのサポートを行っている。

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