家を買うときに知っておきたい!住宅ローンの金利が決まる仕組みを解説

家を購入するにあたって、住宅ローンの金利は重要なポイントですよね。

でも、金利ってどうやって決まるの?

と疑問に思う方も多いはず。

今回は、銀行がどのようにして住宅ローンの金利を決めているのか、日常生活の出来事に例えて分かりやすく説明します。

金利の基本はここから!中央銀行の金利

まず知っておいてほしいのが、銀行が参考にする中央銀行の金利です。

日本の場合、日本銀行がその役割を果たしていて、この金利は他の多くの金利の基準になります。

例えば、日本銀行が金利を低くすると、他の銀行もそれに合わせて金利を低くします。

料理の基本レシピがありますよね。

例えばカレーの基本レシピ。中央銀行の金利は、その「基本のレシピ」にあたります。

各銀行はそのレシピをもとに、自分たちのオリジナル金利を作り上げています。

銀行のお金の仕入れ値

次に大事なのが、銀行自身の資金調達コストです。

銀行はお金を集めるために預金者に金利を払っています。

その金利が高ければ、当然住宅ローンの金利も高くなります。

それは商品の仕入れ値と同じで、お店が商品を仕入れるときの価格です。

野菜の仕入れ値が高ければ、売るときの値段も高くなりますよね。

同じように、銀行もお金を「仕入れて」住宅ローンとして「販売」しているので、その仕入れ値が金利に影響するのです。

銀行間の金利バトル

銀行同士の競争も重要な要因です。

住宅ローンを借りる人を増やしたいので、他の銀行よりも少しでも有利な金利を提供しようと努力します。

これにより、金利が下がることもあります。

それはまるでスーパーの特売競争です。

隣のスーパーが安売りを始めると、自分のスーパーも対抗して値段を下げますよね。

銀行も同じように、顧客を引きつけるために金利を調整しています。

将来の見通しとリスクの管理

最後に、経済の見通しやリスクの評価も金利に影響します。

将来の経済が安定して成長する見込みがある場合は、金利は低くなりやすいです。

逆に、経済が不安定でリスクが高いと見られる場合は、金利が高くなります。

例えると天気予報を見て服装を決めるのと同じです。

明日の天気が晴れなら軽装で出かけますが、雨の予報が出ているときは傘や雨具を準備しますよね。

銀行も将来の経済状況を予測して金利を設定します。

安定しているときは低く、リスクが高まるときは高くします。

賢く選ぶためのヒント

このように、住宅ローンの金利は、いろいろな要因で決まります。

家を買うときには、ぜひこれらのポイントを参考にして、ベストなローンを選んでくださいね。

あなたの家づくりが楽しく、そして賢く進められますように!

PS

今回は金利についてお伝えしてきました。

円安に始まり、マイナス金利解除、刻々と情勢が変わっております。

この時代にあった家づくりをする必要があります。

でもどんな状況になろうと、最も大切なのは、あなたにとって無理のない住宅ローン借入金額を知ることです。

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高橋 徹
住まいとお金の相談センター生活工房Life代表。大手スーパーで玩具売り場の店員として働いていた中で、身内の相続問題に触れ、お金の相談ができる場所を作る為に独立した。

自身の家づくりで大失敗のする寸前で回避。以後はその知識と経験を活かし、住宅購入専門のファイナンシャルプランナーとして、顧客目線で不安を抱えることのない家づくりのサポートを行っている。

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